債務整理の考え方 コラム多重債務、理事長の用山恵子のコラム 借金について語ります。

債務整理の考え方

2011年7月12日(火)

人は生きていく必要があります。どんなに借金があろうと返済に困ろうと生きていかなければなりません。と言う事は、金銭(借金)と人の命は同じ秤にのる事はありません。

この基本的な考えの中で、多額の借金ができた場合に解決する方法として債務整理があります。

債務整理の手続きには「特定調停」「任意整理」 「個人再生」「自己破産」があります。

どの手続きで問題解決をするかは、各家庭の「家計収支表」によります。
可処分所得(余剰金)の有無を管理します。可処分所得が出るか出ないかで、手続きを考えていきます。

原則「自己破産」以外は、手続き後に支払いをする事が前提になります。では、支払い可能額はどのように考えるべきでしょうか?
まず、安定的に可処分所得がある事ですが、支払い可能額=可処分所得ではありません。

人が生きていく中では、様々な事が起こります。予定外の事に対応する為、預貯金を持ちます。

このように考えると、支払い可能額=可処分所得/2以下にする事が今後の生活設計の中、大切な事と考えます。

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