コマーシャルは時代の鏡
2012年1月11日(水)
今から一昔前、ゴールデンタイムのコマーシャル(CM)は消費者金融(サラ金)のCMオンパレードでした。 今でもよく覚えている「チワワ」シリーズのCMでアイフルは業績を驚くほど伸ばしました。 他の大手サラ金もグラビアアイドル(タレント)を起用し、若年層の利用者を増加させました。 サラ金の黄金時代と言えます。
一方、貸金業法改正の世論が高まり、金利引き下げや総量規制など改正貸金業法が成立すると、 「世に言う過払いバブル」の時代をむかえました。一部の弁護士や認定司法書士が挙って宣伝をするようになり、 サラ金に変わりCMを独占するような事態を招きました。もちろん、 公共交通機関の中刷り広告も一部弁護士・司法書士事務所の名前ばかり目にするようになりました。この状況の中、 弱小サラ金が廃業するようになり、今では大手サラ金も銀行の傘下に入るか実質的な倒産に追い込まれました。
「過払い」を請求できるサラ金の減少に伴い、過払いバブルの終焉を向かえ、 時期同じくして一部弁護士・司法書士事務所の宣伝が減少しました。 (中には、取扱い業務内容の幅を広げ宣伝している場合もあります。)
本当にCMは時代を見事に映し出しているように思うと同時に、
債務者を商売の対象とした一部弁護士・司法書士事務所のあり方に大変疑問を感じます。本来、
生活再建する為の債務整理が債務者の生活を最優先に考慮されずに処理された事案が多々あった事を非常に残念に思います。
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