住宅ローンのボーナス払いについて
最近は、住宅ローンを組む時に毎月均等払いをするご家族が多くなりましたが、
まだまだボーナス払いを併用されているご家族も多くおられます。
ボーナス払いを併用すると、月々の支払いが楽になるので、
ボーナスを安定して支給される方にとっては、好都合と言えます。
しかし、住宅ローンのように数十年間返済を必要とするローンについては、かなり危険な選択と言わざるをえません。
支払いできない状況と言うのは、ボーナの大幅な減額やボーナスカットが主な原因だと考えられます。
そうなると、月々の給料も減額されている事態が推測でき、全体的な収入ダウンが支払いできない現実を作り出しています。
支払いできない状況が生み出す現実
では、現実に住宅ローンのボーナス払いが支払いできなくなると、どうのように解決する事ができるのか、
考え行動する必要がでてきます。まず、家計管理を見直す事から始め、現実の収入ダウンが一過性のものかどうかの判断が必要です。
この時、希望的観測は入れず、現状をしっかり把握し、一年間の住宅ローン額を捻出できるか判断しなければなりません。
仮に、支払いできるのであれば、ボーナス払いを月々均等に組み替え、今後の支払い計画を立てるケースもあります。
しかし、そもそもボーナス払いに関係なく支払いできないのであれば、住宅を手放す決断も必要になってきます。
よくある場合が、
ご主人が副業を始めたり、奥さんが無謀なパートを行い、何とか支払いできる状況を作り出すのですが、長続きしない結果になるのです。
購入した住宅を手放す決断は、簡単な話ではありませんが、無理・無謀な生活を強いてまで、
ご家族が維持しなければならないものでしょうか?
住宅はご家族の生活の為にあるもので、家族団欒の時間やレクレーション等すべてを犠牲にしてまで固持するものではないかと思います。
住宅の為に生活をするような本末転倒にだけは、ならないように考えるべきではないでしょうか?
冷静な判断の結果、住宅ローン(ボーナス払い含む)の支払いができないなら、 放置する事なく任意売却などの有効な売却方法も検討するべきです。
住宅以上に大切なご家族の生活
ご家族だけで決断できないような場合は、早めに相談を行い、今後の生活に少しでも有効な手立てを講じるべきです。
無駄なローン支払いを早急に停止し、今後の生活設計を前向きにどんどん行うべきです。
これから起こる出来事には、大変不安を抱きますが、内容を把握しておけば、心配事はなくなります。
住宅ローンが支払いできないケースは、誰にでも起こるえる事態ですし、 給料ダウンもボーナスカットも個人の責任だけが問われる話ではありません。 何よりも大切な今後の生活に目を向け、一歩一歩進む事が最重要課題だと思います。
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