住宅ローン延滞で任意売却や競売に
世間では最近、景気は回復傾向にあると言われますが、まだまだ実感するに至る状況ではないように思います。
特に、関西（大阪・京都・神戸）では、東京ほどの景気回復の恩恵を受けていないように思います。
その証として、住宅ローンの延滞問題が減少しているようには思えず、任意売却や競売が行われています。
任意売却も有効な解決手段
計画的に組んだ住宅ローンも収入の減少やリストラ・会社倒産などにより返済困難になる事態は起こります。
また、ストレス社会の中で、精神的に追い込まれ精神疾患になるケースも多々見受けられます。
収入の問題も大きな要因ですが、精神的な問題がどちらかと言うと解決に時間を要する場合がよくあります。
無理に借入を増やし、債務整理の選択肢を少なくする前に、返済の目処が立たなければ、任意売却などの方法を考えてはいかがでしょうか？
直ぐに任意売却など、自宅を手放す決断をしなくても、個人再生などを模索する時間を捻出する事は可能です。
前述の収入問題だけであれば、転職や同居家族の協力で、収入を増やす努力を行えば自宅を残す方法も生まれます。悲観的になる前に、任意売却など自宅売却の相談を先行して行うのではなく、債務整理の相談を行うべきではないでしょうか？
そうする事によって、任意売却だけでなく、最善の方法（債務整理）を計画的に考える事が可能になると思います。
ご自身やご家族で決めつける前に、債務相談を行い、納得できる話をしっかり聞くべきではないでしょうか？
気付けば競売じゃなく、計画的な任意売却も考慮しよう！！
住宅ローンも数ある債務（借金）と同じで、返済が困難になれば、放置をせず積極的に解決の道を模索すべきです。
最近、任意売却や競売後の債務に苦しむご相談も多く、自宅を手放し全てが解決したように思っているご家族も見受けられます。
住宅ローンの延滞は、サラ金（消費者金融）やクレジットカード（信販会社）の返済が遅れた場合と違い、催促や督促の連絡が少ないです。
しかし、住んでいる自宅の問題だけに、執拗以上に執着する事も多々ありますが、一線を越えてしまうとどうしようもなく放置するケースもあります。
返済額も高額で返済困難時に投げ出したくなる気持ちも理解できますが、気付いた時には裁判所からの通知がきているケースもあります。
ご家庭の生活再建を積極的に行うには、計画的な任意売却も選択肢にあると思います。
流れに任せず早めに債務相談を行い、ご家庭で可能な最善の方法を計画的に行う事が、一番大切ではないですか？
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