最近、よくご相談電話をいただきます。
特に目立つのは、完済後の過払い金の請求についてのご質問です。
サラ金しかり、クレジットカード会社しかり、借りたお金には高利をつけて、当たり前のように返済を迫られてましたが、逆の立場になれば、当たり前に返金をしてくれません。
「取引履歴」に基づき計算をして、請求書を出しても、放置する会社もあれば、電話で請求金額の1-2割程度の和解の話をしてくる担当者もいます。
(話は逸れますが、過払い対応の担当者の中には、たぶんですが意図的に間違った過払い金額(勿論、少なめ)を伝える者もいるようです。)
特に、現在残債務が残っている顧客に対して、素直に過払い金額を言わず、何か残債務と相殺をする必要があるかのごとく説明し、錯覚をおこさせるようなケースもあるようです。
(消費者サポートセンターに取引履歴を持って相談に来られた折、詳細に説明をしますが、なかなか最初に思い込んだ話から抜け出せなく、時間を要する時があります。)
過払い請求にも色々な方法があります。
請求する相手(金融機関)や請求金額によって、対策を講じる必要があるのは、当たり前の話です。
完済された案件であれば「過払い金」が発生しているケースは多々ありますが、安易に過払い請求をメインで行っているような事務所に依頼するのではなく、一旦はご自身で「取引履歴」の取り寄せをされてはいかがですか?
その上で、各社ご自身の過払い金がどの程度あるかを把握し、有効な請求方法を選択するべきではないでしょうか?