借金相談 NPO消費者サポートセンター借金相談 NPO消費者サポートセンター/多重債務大阪

住宅ローンの延滞問題

住宅ローンの延滞問題

住環境をとりまく現状

ご夫婦・ご家族にとって大切な「衣食住」問題を考える中で、生命維持や社会生活をする上で「衣食」は必要不可欠です。

では「住」について考えて見た場合、家賃を払いながら賃貸で生活する事も十分可能な中、マイホーム購入は人にとってどれほど大切な事なんでしょうか? マイホームに対する思い(執着)は人それぞれだけに一概には言えませんが「安住の地」と考えた場合、不必要だと思う方は少ないように思います。
かつての日本には「家(家名)」を重んじる傾向が著しかったですが、戦後の社会(教育)の中で、個人が尊重され、個人を中心にご夫婦やご家族が生活の基本単位になりました。

住宅ローン延滞問題の図

マイホーム=住宅購入の時代

個々が尊重される中、大都市圏では親世代との同居はほとんど見受けられなくなり、マイホームを持つ事は新たな住宅購入になります。そうなると、ほぼ大多数が住宅ローンを組んでの購入になります。

住宅購入ともなれば、生半端な金額ではないだけに、頭金がなくボーナス併用せずに組んでしまうと、家計費の25%以上になるケースも大都市圏では珍しくありません。
今まで、賃貸で家賃を払う位なら購入した方が良いとの判断で、決断する人も少なくないですが、そもそも家賃として支払っていた金額が適正だったのか? 非常に疑問が残ります。

住宅チラシの「頭金0円」や「家賃と同額程度」の文言に釣られて、住宅ローンを組んだりしていませんか?子供が成長し、教育費を含め費用が必要になる時期になっても、住宅ローンの支払いは変わらず続きますし、ローンを組んだ当初より増える人もいる状況です。

住宅ほど大きな買い物をするには、慎重過ぎると言っても過言ではない計画性を持っていただきたいと思います。
少なくとも、ある程度の頭金の用意やボーナス併用せずとも月々の支払いが家計費の20%以下になるような配慮は大切だと思います。

ローン計画を立て、購入可能金額より物件選びをするべきで、物件ありきでローン計画を立てるとかなり厳しい将来になるかと思います。慎重な計画を。

任意売却の検討について!

それでも住宅ローンの延滞がおきれば・・・

計画的な住宅購入をしても、経済状況に応じて家計の収入は大幅に影響を受けるものです。
ローンの返済をしながら、預貯金のできる生活をしていても、急なリストラや勤務先の倒産など、個人の努力や責任だけでは回避できない事態が多々起こります。

こう言った場合も含め、住宅ローン返済の為に借入をするような状況が慢性化するなら、根本的な解決策を考える必要がでてきます。特にローンの延滞が続くなら、法的に解決する方法もありますし、任意売却のように住宅を手放し生活再建する方法もあります。

どうしても守りたい「住」環境であればあるほど、早めに生活スタイルを含め、ご家族全体で取り組むべきです。住宅ローン以外の借金をどんどん増やす前に、手遅れになる前に。

お電話で案内相談メールで案内相談トップページへ

住宅ローンのメニュー

Copyright © 2005
NPO消費者サポートセンター大阪.All rights reserved.