住宅ローン、熟慮の必要あり
最近のご相談で深刻な話が住宅ローンの延滞問題です。
ほとんどの皆さんが話される事は収入の減少及びボーナスカットによる延滞の発生です。
住宅ローンはそもそも住居費として考える中、固定資産税やマンションであれば、管理費・修繕費の積み立てに至るまで、総額を考えると単純に家賃=住宅ローン額では もちろん成り立たない話です。
ここで皆さんよく勘違いされるのは、高い家賃を払うくらいなら家を購入しよう!との考えに至る事です。
住居費は各家庭の総収入(手取り額が考えてください。)の10%-20%が好ましいとされていますが、大都市圏ではなかなか前述の比率では難しく、最大限25%迄で 考慮すべき事です。 そもそも結婚と同時に広い家に住み始め、または、子供の誕生に合わせ、家の住み替えをしますが、大切な事は夫婦二人で共稼ぎであれば、家はほとんど寝に帰る場所であり、広いスペースの必要性を感じません。
また、子供の誕生で大切な事は、広い家の用意ではなく、清潔な家の用意です。幼き子供には、家の広さより見守ってくれる母親が大切かと 思いますので、収入が減る中、家賃の高い家への転居は論外かと思います。
子供の誕生までに、もしくは子供にお金を必要とするまでに、より多くの頭金を用意し、住居費(25%以下)の設定をした上で、計画的に自宅を購入する事が望ましいかと思います。
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