ここ最近、給与差押えに関する相談が圧倒的に多いように思います。
もちろん、給与や口座の差押えは、生活に直結した問題だけに、深刻ですし、早期の解決が必要とされます。
が、差押えに至る迄には、課程や兆候があると思うのですが、見落としてないでしょうか?
給与差押えについては、特に最近、税金関係の滞納によるケースが多いですが、まだまだ金融機関等の債権者による差押えのご相談もあります。
まず、かなり深刻な内容としては、税金関係による差押えがあります。
もちろん、事前に裁判で確定する必要もないので、皆さんにとってみれば、急に連絡も無く会社に通知がきた!!とのイメージが有るようですが、差押えになる前には、積極的に行政(市役所や区役所)より働きかけがあったのではないでしょうか?
ある程度、少額の分割支払にも応じてもらえる機会はあったように思います。
(今までのイメージで、税金の滞納は、消費者金融などとは違い、支払えない時は、致し方ない!などと安易に考えていなかったでしょうか?)
特に税金関係は、専門の回収機関に移行される前に、役所に足を何度か運んでも、何とか分割案を取り交わし、自身の生活を守る必要があるかと思います。
一方、金融機関等の債権者が差押えをするには、事前に裁判を行い、判決(債務名義)をとる必要がありますので、いつもお伝えしている「裁判所からの通知」だけは、無視してはいけないのです。
裁判段階では、解決方法に選択肢が多々ありますが、給与の差押えされてからでは、限られた解決策を模索するしかない状態になります。
延滞してご自身に多大なる影響を与えるのは、税金関係の滞納です。
くれぐれも、督促や催促が怖いと思い、優先すべき相手を間違わないように!!
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