借金相談 NPO消費者サポートセンター／多重債務大阪

身内の借金

夫婦・親子・兄弟・親戚の相談

身内と一言で言っても範囲が広いですね。
ご夫婦・親子・兄弟なら身近ですが、ご親戚まで考えると相当な範囲になります。
各家族により夫々の繋がりが違うため、身内の定義は難しいですが、いずれにしても「借金問題」になると、かなりの範囲で関わってくる事はありますね。
ご夫婦以外では、いくら「縁を切った」と言ったところで、親子・兄弟には「相続」が絡んでくる事が多々ありますので、本当に難しい問題です。

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サポートセンターにも身内の借金で相談に来られるご家族はよくあります。この場合、２パターンがあります。

まず、ご自分事のように捉え、解決策を模索されているケースとできるだけ迷惑や被害に合わないように回避するにはどうしたらよいかを考えているケースです。
前者の場合、相手がお身内だけに距離感が難しく、どれだけ正当な話をはっきり話せるかによります。
どうしても遠慮する傾向にあり、なかなかダイレクトに伝わらないようです。よって、していただく事は、説得ではなく、とにかくご本人を相談会に連れて来ていただく事です。（第三者が客観的に話す方が効果がある場合も多々あります。）解決の近道は、ご本人を動かす事にありますね。
一方、後者の場合は、ご本人の為ではなく、ご自分達の為に動かれてますのでご本人には何も伝わらないでしょうし、やや口うるさい身内程度の認識になるでしょう。

「借金」はご自分だけの問題で、誰にも迷惑はかけていないと思い込んでいる債務者は多くおられますが、返済するにはご家族の理解と協力がなければ、成り立ちません。また、法的処理（自己破産や個人再生など）をするにしてもご自分一人で取り組めるものではありません。
重要で大切な事ですが、「借金」は「お金」に関わる為、ご家族・お身内を巻き込んでしまうだけに二度目があってはならない問題です。

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