Q&A NPO消費者サポートセンターQ&A NPO消費者サポートセンター/多重債務大阪

Q6: 多重債務者をどうして被害者と呼ぶのでしょぅか?

Answer

多重債務に陥った原因として、
①常識を越えた高金利・・・平成22年6月にグレーゾーン金利が廃止されましたが、これまでは、年率約29パーセントの超高金利で融資が行われており、明らかに利息制限法上の上限利率を超えています。罰則が無いとは言え違法行為であることは間違いありません。今回グレーゾーン金利が廃止され15%~20%に統一されましたが、それでも高利です。ヤミ金の被害も増加しています。
②過剰融資・・・無差別に十分な審査をせず、本人の返済能力も判断せず、保証人や家族の収入を当てにして貸し付けるため家族や保証人に被害が及ぶことになります。クレサラ業者は貸付残高を上げることが利益に繋がるため、貸付競争となっている。
③違法な取立・・・サラ金業者のおこなう「厳しい取立」により多くの多重債務者が窮地に追い込まれ、平穏な生活が乱され、破壊され、これにより離婚や退職に追い込まれ、果てには「夜逃げ」「自殺」という悲惨な結末を迎えるケースや犯罪に走るなど、社会的に悪影響が出ています。

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