慰謝料の額について法律によって慰謝料基準が決められているわけではありません。
あくまで、離婚による精神的な苦痛の度合い、相手の経済力・つぐないの気持ち等当事者個々の事情による面が大きいです。
離婚慰謝料を決める際、考慮される事情をまとめると次のようになります。
・離婚に至った原因の責任の程度
・精神的な苦痛の程度
・結婚期間
・有責者の財産や収入
・請求した側の年齢、生活能力(高齢になるほど高額になる傾向があります。)