社会との関わりの重要性
ここ最近、母親と話していても感じるのですが、人は社会と関わりをもたないとどんどん孤立化し社会に復帰できないように思います。この事は年老いた母親に感じる事ですが、幅広く考えると生活保護の受給を受けている人達からも感じられます。
サポートセンターでは、必要に応じて生活保護の申請同行をしていますが、お手伝いをしているだけに、受給開始後もお会いする機会を設けたり、電話での状況確認をしたりしております。受給開始後の生活について色々なお話をしますが、受給期間が長くなれば長くなるほど、社会との関わりが希薄になり、外出する事すら億劫になっている話を耳にし、社会復帰が遠のいていくように感じます。
社会保障制度として、生活保護は必要不可欠ですが、社会との関わりを持つ工夫は必要ではないかと思います。ケースワーカーの訪問も大切ですが、身体的・精神的に問題がなければ、積極的に社会奉仕活動など無理のない範囲で人や社会に接している事が大切ではないでしょうか?
自宅に引きこもってしまうと社会性も失われますし、体力の低下も著しく、無気力な状態から孤独感・孤立感に苛まれます。このような状態にならない為にも、規則としてではなく、受給者の人となりを考慮し、奉仕活動の案内をしてはどうかと思います。健康な体作りはもちろん、積極的に仕事を探す事も大切ですが、準備段階の方々に社会との関わりの道を考えて欲しいと思います。
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