借金問題は離婚問題?
サポートセンターに相談に来られる方の中には、ご夫妻で来られる方も多くおられます。
ご夫妻相互に債務が無い場合、7-8割はご主人の債務問題です。大抵は相談に来られる直近に奥さんにお話になり来られる事がほとんどです。お話になる理由はご自身の力だけでは支払いが困難になり、仕方なくお話されるケースが大半です。
奥さんにとっては「寝耳に水」状態で、来られる折にも積極的に解決を考えておられる方は少なく、ほとんどは怒っておられる状態です。
相談に入る前によく奥さんの口から出てくる言葉が「離婚をしたら・・・」との質問です。これは、逆のパターンでは少なく、奥さんの債務に関して、ご主人から「離婚」の言葉が出る事は皆無と言っても過言ではありません。
男性・女性と言うよりも、父親・母親の立場の違いからくる根本的な考え方の違いと受け止めていますが、「借金問題」が直ぐに「離婚問題」になると「お金」に振り回されているようで、正直辛い結果と考えてしまいます。
どちらにも言える事ですが、「内緒・隠し事」をしていた事実に関して「信用・信頼」できない為、婚姻の継続が困難との判断であれば、まだ仕方ない事と思えるのですが、「借金」即「離婚」は本質が違うように思います。
ご家族が・・・ご夫婦が・・・できるだけ別れる事なく問題解決に向け、同じ方向を向いて取り組んでいただき、家庭内での家計管理が風通し良くなる事を切に願います。 ⇒借金が離婚の引き金になる?