振り込め詐欺、20代の3人を逮捕多重債務者、クレサラ被害の悩みを解決救済、無料相談実施中
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振り込め詐欺、20代の3人を逮捕 京都府警

 家族になりすまして電話をかけ、「オレオレ詐欺」の手口で現金をだまし取ったとして、府警捜査2課と亀岡署は21日、詐欺容疑で、住居不定、無職、高野忍(24)▽東京都新宿区大久保、同、森豊彦(23)▽東京都杉並区阿佐谷南、同、平田竜斗(21)−の3容疑者を逮捕した。3人とも容疑を認めているという。

 調べでは、3人は9月下旬、兵庫県新温泉町に住む農業の女性(67)に対し、女性の次男をかたって「ヤミ金から金を借りて株を買ったが返せない」などと電話をかけ、送金を催促。高野容疑者名義の銀行口座に計142万円を振り込ませ、だまし取った疑い。

 3人は家族構成を調査したり、銀行から現金を引き出したりするのに役割分担をしていたとみられ、府警で今後詳しく調べる。


2008/10/22 産経ニュースより

                                          







全国から多重債務者らが集い交流


 多重債務問題に取り組む弁護士や司法書士らでつくる全国クレジット・サラ金問題対策協議会(事務局・大阪府)などの主催で、「第28回全国クレサラ・商工ローン・ヤミ金被害者交流集会」が8、9日に秋田市千秋明徳町の県民会館で開かれる。県内での開催は初めて。「わたしたちは一人ではない」をメーンテーマに、全国から1000人以上の被害者や弁護士らが集まり、多重債務や貧困、自殺の問題について話し合う。
 8日正午に県民会館で開会し、多重債務者を支援する「秋田なまはげの会」に通い、問題の解決方法を見つけた男女2人が体験談を発表。午後1時からグレーゾーン金利の廃止につながる最高裁判決にかかわった滝井繁男・元最高裁判事の講演が行われる。同2時から秋田市内の7会場に分かれ、19のテーマに沿って分科会が開かれる。
 9日は、県民会館で、午前9時半から分科会の報告を行う。同10時35分からは「わたしたちは一人ではない―多重債務と貧困・ヤミ金そして自殺をなくそう」と題して、反・貧困ネットワーク代表を務める宇都宮健児弁護士と、野宿者支援を行っている生田武志さん、自殺予防に取り組む秋田大の本橋豊・医学部長の3人がパネルディスカッションを行う。
 8日は一般3000円、弁護士と司法書士は6000円の参加費と事前の申し込みが必要。9日は、参加費無料で申し込みも不要。申し込みや問い合わせは第一合同法律事務所(018・823・7431)へ。

2008/11/5  読売新聞より

                                          





高利090金融業者6人逮捕=官報見て自己破産者勧誘−警視庁


 官報に掲載された自己破産者に無登録で金を貸し付け、最高で法定の約28倍の利息を受け取ったなどとして、警視庁町田署などは21日までに、出資法違反(高金利)容疑などで、埼玉県越谷市南越谷、元貸金業奥山和之容疑者(62)ら6人を逮捕した。全員が容疑を認めている。
 同容疑者らは2006年9月以降、同市や千葉県船橋市などを拠点に、店舗を持たない「090金融」を展開。官報を見て自己破産者の自宅にダイレクトメールを送り、2年間で延べ約1万4000人に貸し付けた。約1億2000万円の利益を得たとみられる。
 調べによると、奥山容疑者らは昨年1月から今年9月の間、無登録で男性契約社員(48)ら6人に金を貸し付け、最高で法定の約28倍の約177万7000円の利息を受け取ったなどの疑い。

2008/11/21 時事通信より

                                          







認定司法書士、9千万円脱税容疑 債務整理の報酬隠す


 多重債務者の過払い金返還請求訴訟など債務整理問題に取り組んでいた司法書士が報酬の大半を申告せず隠していたとして、東京国税局から所得税法違反(脱税)容疑で東京地検に告発されたことが分かった。隠した所得は約2億4千万円に上るとみられる。

 「認定司法書士制度」が03年から導入され、法務大臣の認定を受けた司法書士なら、弁護士同様の業務の一部をできるようになったが、同制度に絡んで脱税容疑で告発されたケースは初めてだ。

 告発されたのは、東京都港区に事務所を開いている平田季則司法書士(38)。取材に対し、「既に修正申告している」と話している。
 関係者によると、平田司法書士は04年に認定司法書士の資格を取得。ホームページなどで「借金問題を解決」「24時間、365日対応」などと掲げ、消費者金融などに多額の借金をしている債務者からの相談に乗っていた。特に最近は、法定金利以上の返済をしている多重債務者の代理人として、過払い金の返還請求のための訴訟や交渉などを手がけていたという。

 平田司法書士は金融機関に5口座前後を自分の名義で開設し、金融業者からの返金や顧客からの報酬を分散して受け取っていた。しかし、このうちの1口座分しか申告の対象にしていなかったという。隠した所得は07年までの2年間で約2億4千万円で、脱税額は約9千万円に上るとみられる。

2008/12/12 朝日新聞より

                                           






奄美の公設法律事務所、前所長の業務めぐり苦情120件


 「奄美ひまわり基金法律事務所」(鹿児島県奄美市)で今年4月まで所長を務めた男性弁護士(32)に対し、市民から「債務整理を依頼したのに放置された」などの苦情が、約120件寄せられていることが分かった。
 22日には2人の元依頼人が、この弁護士に慰謝料などの損害賠償を求める訴訟を鹿児島地裁名瀬支部に起こした。
 同事務所は、日本弁護士連合会が弁護士過疎地域に設置を進めている公設事務所。2005年3月に設置され、弁護士経験が1年5か月だった男性弁護士が初代所長として赴任した。しかし、男性弁護士への苦情が殺到し、多重債務の相談窓口となっている市の市民課も、この弁護士を紹介しないようにしていたという。
 220万円の賠償を求めて提訴した市内の女性(40歳代)は05年5月、男性弁護士との間で債務整理の委任契約を結んだが、「自己破産するしかない」と言われただけで、整理方法などの具体的な指示や説明がなかったという。その後、弁護士は自己破産手続きなどに着手せず、女性に連絡しないまま今年1月に代理人を辞任。女性は4月、債権者から訴訟を起こされて給料を差し押さえられ、ショックを受けて休職したという。
 今年5月、後任の所長として赴任した大窪和久弁護士(33)が女性の代理人を務めている。大窪弁護士は「地域の問題を解決するための事務所なのに、かえって問題を大きくする事態になり遺憾だ」と嘆いている。
 男性弁護士は所長を退任後、静岡県内で事務所を開いている。日弁連は担当者を奄美市に派遣し、事実関係の調査を進めている。

2008/12/23 読売新聞より

                                          






西村隆男さん 多重債務者の生活再建に取り組む教授


 複数の消費者金融などから借金し、返済に窮する多重債務問題。一家離散につながりかねない深刻な問題で、100万人超が直面しているという。法規制は進むが、「生活再建を助ける仕組みは不十分」。借金しない生計を助言する「生活支援カウンセリング協会」を有志で昨夏設立し、会長に就任。今年、非営利組織(NPO)化を目指す。

 75年大学を卒業し、神奈川で県立高校の教員になった。当時、消費者金融にまつわる悲劇が「サラ金禍」として問題に。出資法の上限は109.5%の高金利。自分の生徒にも借金苦に悩む家庭があり、関心を持った。以来約30年間、多重債務問題にかかわる。

 教職の傍ら国民生活センターなどで資料を調べ、消費者問題全般を知る必要を痛感。大学院に進み、消費者教育の人材を求めていた横浜国立大に就職した。大学の外でのネットワーク作りにも努め、02年に司法書士らと勉強会「多重債務者問題研究会」を結成。市民参加のフォーラムも開いた。06年には国の「消費者支援功労賞」を受けた。

 目標は「生活支援カウンセラー(仮称)」の全国配置。家計管理の手ほどきをするほか、借金生活で失った自信を回復させる心のケアや社会福祉との連携、就労支援もできる人材づくりだ。「金融危機で多重債務者を取り巻く環境は悪化しそう。この取り組みの重要度は増す」と確信する。

 【略歴】にしむら・たかお 横浜国立大教授。国民生活審議会消費者政策部会委員。著書に「クレジットカウンセリング」など。57歳。

2009年 1月4日 毎日新聞より

                                          







被害金返還26日が期限 旧五菱会ヤミ金事件


 指定暴力団山口組系旧五菱(ごりょう)会によるヤミ金融事件で、被害金の一部約29億円を被害者に返す手続きの申請が26日に期限となる。ヤミ金融被害の撲滅に取り組む全国ヤミ金融対策会議の木村裕二弁護士は、「泣き寝入りしていた被害金が戻ってくる。一人でも多くの人に申請してほしい」と話している。
 この29億円は88〜03年8月に起きた一連の事件の被害金の一部。東京地検が設けた五菱会事件被害回復センター(03・3595・1201)の審査で被害者と認められれば、被害額を取り戻せる。
 東京地検は約3万7千人の被害者に通知し、21日時点で4046人から100億円超の申請があった。認められた被害総額が29億円を超えたときは、比例配分される。
 センターへの申請は、郵送なら26日の消印まで有効。申請書は東京地検のサイトで手に入る。手続きの相談は、東京の弁護士会(03・5214・5152)や、被害者団体の全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会(03・5207・5507)でも受け付けている。

2009年 1月25日 朝日新聞より

                                          







八尾ヤミ金心中事件、グループ8人に賠償命令 大阪地裁


 大阪府八尾市の主婦=当時(69)=と夫=当時(61)=、主婦の兄=当時(81)=の3人が平成15年6月、ヤミ金融グループの取り立てを苦に心中した事件で、主婦と兄の遺族2人がグループ8人に約7600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、大阪地裁であった。高橋文清裁判長は「過酷な恐喝行為で、逃れる手段は死のみと思うこともやむを得ない」として、夫婦の自殺について統括役などを含む8人全員の責任を認定、約4800万円の支払いを命じた。

 主婦の兄の自殺については、過酷な取り立てを受けていた主婦と同居していなかったことなどから「(8人が)自殺を予見しえたとまでは認められない」と因果関係を認めず、請求を棄却した。

 判決を受けて、原告となった主婦のもう1人の80代の兄は「ヤミ金による過酷な取り立てによって死に追い込まれた責任を認めていただきうれしい。わずかな金額で脅し続け、金を奪い続け、3人はヤミ金のために死ぬとの遺書を残して亡くなった。今後ヤミ金が撲滅され、二度と被害者がでないことを望む」とコメントした。

2009年 1月30日 産経新聞より

                                           







タイムカード、月給制…振り込め詐欺バイト感覚で


振り込め詐欺被害が後を絶たない。
 警察が目を光らせていたヤミ金業者や暴力団とはかかわりがない“素人だけの集団”による犯行も出始め、昨年の被害額は前年比1割増の約276億円に上った。
 仕事のない若者が、高収入の求人広告を見て集団に引き込まれる実態も浮かび上がり、警察庁は「犯罪のすそ野が一般人まで広がっている」と警戒を強めている。
 熊本、宮崎両県警と北海道警の合同捜査本部が10日、詐欺容疑で逮捕した9人は、会社役員や飲食店員、無職の男女で、5人が20歳代、3人が30歳代。全員が暴力団との親交も犯罪歴もなかった。「電話アポの仕事」「学歴問わず」「正社員は月給20万〜30万円」などと記された携帯電話の求人サイトを見て集まり、東京都内の雑居ビルを拠点に活動する詐欺グループに加わったという。
 グループは、〈1〉「複数の債務を抱える人に融資します」と書いたはがきを作成、郵送〈2〉「融資の保証金」名目で、電話で振り込みを要求〈3〉金を引き出す――の3班に役割を分担。実績に応じて1人月給30万〜100万円を配分し、勤務時間を管理するタイムカードもあったという。熊本県警幹部は「まるで会社組織。仕事が細分化され、一人ひとりの罪の意識は希薄。不況で職がない人が高給のアルバイト感覚で飛びついている」と話す。
 捜査本部は、熊本市の女性(70)に融資話を持ちかけて約20万円を振り込ませた疑いで9人を逮捕したが、雑居ビルから約10万人分の名簿を押収しており、多数の余罪があるとみる。
 捜査関係者によると、振り込め詐欺は、ヤミ金業者や暴力団員が借金を返済した人に直接、「完済していない」などと言って振り込ませたのが始まり。しかし、ここ数年は暴力団やヤミ金業者らが、一般人に詐欺のノウハウを教えて実行させるようになった。さらに、最近はノウハウを得た人が上納金を払うのを嫌って独立し、詐欺グループの構図が複雑化しているという。
 警察庁によると、振り込め詐欺被害は2004年の2万5667件(被害額約283億円)をピークに、07年は1万7930件(同約251億円)にまで減少したが、昨年は2万481件と再び増加。07年に全国で摘発された約170の振り込め詐欺グループのうち、主犯格が逮捕されたのは約20にとどまり、実態解明は難航している。

2009年2月20日 読売新聞より

                                           







旧商工ファンドのSFCGが民事再生法 負債総額3380億円


 東証1部上場の商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)は23日午前、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、財産の保全命令を受けた。負債総額は3380億円で、今年に入って最大規模の倒産。銀行より高い金利で中小企業向けに融資してきたが、強引な債権回収が社会問題にもなって信用力が低下。金融危機の影響も重なって2月末の資金手当てが難しくなり、経営が行き詰まった。

 大島健伸会長(前会長兼社長)は同日、都内で記者会見し、「昨年8月以降、ほとんどの金融機関から新規の資金調達が不可能になり、決済資金が調達できなくなった」と説明。「再生手続きが軌道に乗り次第、速やかに退任する」と語った。

2009年2月23日 日本経済新聞より

                                          








貸金業協会 浪費チェックサイト 「多重債務」転落 事前に防止


 消費者金融やクレジットカード会社が加盟する日本貸金業協会は6日、消費者が自分の家計管理と消費行動を簡単にチェックできるインターネットサイトを協会ホームページ内に開設した。急速な景気悪化による失業や賃金下落を受け、多重債務者の増加が懸念されているなか、収入と支出のバランスや浪費タイプなど自身の消費行動を知ってもらうことで、事前に防止するのが狙いだ。

 利用できるのは「家計管理診断チェック」と「消費行動診断」、行動診断の簡易版である「マネーライフ健康度チェック」の3種類。久米稔早大名誉教授(心理学)らが監修した。

 家計管理診断チェックでは、空欄に給料などの収入や食費などの支出、住宅ローンの借入額などを入力。家計収支の状況やリスクを診断してくれる。

 例えば、消費支出を収入でカバーできているか示す「家計の要注意度」やローンの返済額が消費支出をどの程度圧迫しているかを測る「消費圧迫度」などがグラフや図で表される。さらに、給与収入などが今後減った場合との比較もできる。

 一方、消費行動診断は「『お金の面でだらしない』とよく言われる」「人が持っていない珍しい物や高価な物を持っていたい」−などの質問にYES/NOで回答。自己コントロール度や金銭管理度などが10点満点で表示される。

 同協会によると「家計収支が把握できていないことや家計管理が苦手であることは多重債務と相関関係がある」という。また、以前はギャンブルの資金などとしてローンを利用するケースが目立っていたが、急速な景気悪化を受けて、最近は生活費として利用し、結果的に多重債務に陥るケースも増えているという。

 このため、今回のサイト開設で、消費行動や意識に潜むリスク要因に気付いてもらう狙いがある。協会の相談センターの連絡先なども掲載している。協会では、こうした取り組みを通じて消費者金融のイメージアップも図りたい考え。

 協会では「自己破産などの相談は後を絶たない。そうなる前にサイトでチェックすることで早めに気付いてもらえればいい」と話している。

 ホームページのアドレスは、http://www.kakei-shindan.jp/

2009/3/6 フジサンケイ ビジネスアイ より 

                                         







「カードの買い物枠を現金化」容疑の古物業者逮捕


 クレジットカードの買い物枠を現金化するとうたい、カードで購入した商品を無許可で買い取っていたとして愛知県警保安課と中村署は19日、古物営業法違反(無許可営業)の疑いで、古物業と金券業を営む「ビズメイト」(大阪市北区)を摘発、実質的経営者の前田健容疑者(36)=同市北区=を逮捕した。
 同県警によると、多重債務者などを狙い、商品の売買を装った実質的な貸金行為で、買い取り業者を古物営業法で摘発するのは全国初という。
 逮捕容疑では、前田容疑者らは愛知県公安委員会から古物商の許可を受けないまま、2月中旬から3月上旬ごろにかけ、名古屋市内に住む男女5人から、新幹線回数券や家電製品を約50万円で買い取ったとされる。
 捜査関係者によると、ビズメイトは「買い取りJUMP」の屋号で、クレジットカードの買い物枠を現金化することをうたい文句にした看板をJR名古屋駅周辺や栄などの繁華街に多数設置。申し込みがあった顧客に新幹線回数券やブランド品などを購入させた後、安価で買い取って金券ショップなどに横流しして利益を上げていた。
 同社が古物商の許可を受けずに看板を掲げていたことから、県警は3月上旬、名古屋市屋外広告物条例違反の疑いで、同社名古屋支店長の長島国之容疑者(34)=名古屋市中村区=を逮捕した。
 県警は、長島容疑者についても近く、古物営業法違反容疑で再逮捕するとともに、商品売買を装った貸金行為とみてビズメイトの営業実態を調べる。

◆実質的な高利貸し
 クレジットカードの買い物枠の現金化は、キャッシング枠がなくなった債務者などに、業者がさらに金を貸し付けられるよう、近年広がりをみせている貸金形態だ。
 日本クレジット産業協会によると、貸金業者に対する金利規制が強化される中、買い物枠の現金化は「実質的に高金利で多重債務者に貸し付けられる抜け道」という。銀行や消費者金融からの借金で首が回らなくなった債務者が、最後に限度枠いっぱいに「買い物」する形で金を借り、カードの請求が来ても支払えずに夜逃げするケースも多い。新幹線回数券やブランド品などの商品を買い取る形態のほか、最近は実際の商品が伴わない「買い物枠の現金化」がみられるなど手口は巧妙化している。例えば30万円の商品を買ったように契約し、顧客には20万円と「商品」と称した空き箱が届く。業者が差額の10万円を手にする一方で、顧客には30万円の債務が丸々残る仕組みだ。
 同協会は、カード各社に「商品売買などの実態が伴わない業者を加盟させないように」と通達を出すなど注意を呼び掛けている。

2009/3/19 中日新聞より

                                        






タクシーヤミ金業者の登録取り消し 大阪府


 低賃金に苦しむタクシー運転手の弱みにつけ込み法外な高金利で貸し付けをしていた大阪府内の「タクシーヤミ金」問題で、府は2日、タクシーヤミ金3業者に対し、貸金業者の登録を取り消した。

 府貸金業対策課によると、取り消し対象となったのは大阪市天王寺区の2業者と同市北区の1業者。3業者は出資法の上限金利(年利29・2%)を大幅に上回る金利で貸し付けをしたほか、契約書面を交付していなかった。

 今年2月にタクシー運転手から「返済が苦しい」と府に相談があった。業者はいずれも、高金利で貸し付けをしていたことを認めているという。

2009/4/2 産経ニュースより

                                        






司法書士広告に苦情「過払い金返還」など都市部で急増


 「払い過ぎた金利を取り戻せます」など過払い金の返還をアピールする司法書士の広告が、東京や大阪など都市部を中心に急増している。それに伴い、各地の司法書士会には「事実と広告が違う」などの苦情が多く寄せられていることが判明。事態を重くみた日本司法書士会連合会(日司連、東京都)は全国統一の広告ガイドラインの検討を始め、一部の司法書士会は、調査に乗り出した。

 大阪司法書士会によると、昨年ごろからテレビや新聞、電車内などで司法書士の広告が目立ち始めた。利息制限法の上限(年15〜20%)を超える金利で借金した債務者に、過払い金の返還請求を呼びかけるものが大半。

 一方、同会には「仕事を依頼したのに何カ月も連絡がない」「『相談件数が年間1万件』など過大な実績を示している」「実在しない司法書士の名前を掲載している」などの苦情が増加。同会は日司連の動きとは別に5月にも、名前や事務所所在地などの明示を定めたガイドラインを作成する予定だ。

2009/4/6 毎日新聞より

                                        






消費者金融借り入れは年収の3分の1 規制導入でヤミ金に走る人が増える?


 消費者金融などからの借り入れを年収の3分の1に制限する「総量規制」の導入に、金融庁が逡巡している。グレーゾーン金利の撤廃や貸出金利の上限引き下げと、多重債務者問題の解決に向けて矢継ぎ早に手を打ってきた金融庁だが、こうした施策に過払い利息の返還請求の負担がかさんだ消費者金融業界は赤字決算や廃業を余儀なくされている。急激な「貸し渋り」が起こっていて、「ヤミ金」に流れる利用者が急増しているようだ。雇用の打ち切りや賃金カットが進むなかで、「このまま総量規制を導入すれば貸しはがしが起こり、ヤミ金に走る人が増えるだけ」(金融関係者)と危惧する声も漏れてきた。

■消費者金融の赤字がメガバンクを直撃

 金融庁によると、2009年2月末時点の貸金業者数は6477社で、08年3月末から1年弱で約3割減少した。消費者金融大手を含む財務省登録業者は08年3月末の580社から101社減って479社に、各都道府県の登録業者は8535社から2537社減って5998社となった。
 この数字が示すように、地方の中小零細業者は急減。09年1月からの1か月でも、都道府県登録業者は215社も減っている。
 貸出金利の上限の引き下げで融資審査を厳格化。それにより利用者が減っていることや、過払い利息の返還訴訟が相次いだことが、消費者金融など貸金業者の経営を圧迫し廃業に追い込んでいる。
 経営悪化は、消費者金融大手も例外ではない。アコム、プロミス、アイフル、武富士の大手4社の貸付残高(単体ベース)は、09年3月末で4兆円の大台を割り込むことがほぼ確実とされている。過払い利息の返還は高止まりしており、「引当金の積み増しなどの対応を迫られる」(消費者金融の関係者)と、収益回復の見通しはみえない。
 さらに、消費者金融の経営悪化は銀行グループに波及。たとえば、三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社であるアコムの赤字が膨らめば、銀行決算の赤字も膨らむことになる。三井住友銀行系のプロミスや、新生銀行グループのシンキやGECF(レイク)なども同様だ。
 事態はもはやメガバンクにも波及し、消費者金融業界の話ではすまなくなってきている。

■総量規制で増える「貸しはがし」「貸し渋り」

 2006年12月に公布された改正貸金業法は、10年6月までに完全施行することになっているが、金融庁は当初「公布日からおおむね3年後」を目標にしており、「総量規制」はいわば、その仕上げにあたる。
 日本貸金業協会の調べによると、貸金業者に既存の正常顧客の中に「年収の3分の1」を上回る利用者がどのくらいいるか聞いたところ、貸付残高5000億円超の大手貸金業8社のうち、「25%超〜40%が抵触する」との回答が3社、「60%超が抵触する」との回答が4社あった。
 一方、利用者側に同じ質問をしたところ、「年収の3分の1を上回って借りている」と答えた利用者が44%いたことがわかった。  総量規制の導入を見据えて、貸金業者の中にはすでに与信の見直し、具体的には利用限度額の引き下げや、新規借り入れの抑制などの措置に動きはじめている。つまり、法律によって「貸しはがし」や「貸し渋り」がはじまっているわけだ。しかも、景気悪化で借り手の給料が増える見込みが少ないことから、今後、いま以上に赤字を増やしたくない消費者金融は利用者の選別の目をさらに厳しくするだろう。
 金融庁の多重債務者問題懇談会に出席する、ある委員は、改正貸金業法が景気のよいときにつくられたもので当時と環境が大きく違う点や、「(総量規制が年収の3分の1であることの)根拠がよくわからない」と指摘。また、ある弁護士は「本来、与信判断は各社別々の裁量があるもの。それを年収の3分の1にあわせてしまえば、これは実質的に個人を格付けすることになってしまうし、行き過ぎた管理強化にほかならない」と、導入反対の声がにわかに高まっている。
 消費者金融で借りたお金を生活費に充てているケースは少なくなく、「年収の3分の1」に借り入れを制限すると、そうした人が「ヤミ金」で借りることになる。そうなると、法律本来の意味がなくなるばかりか、「ヤミ金」を喜ばせるだけになる。

2009/4/9 J-CASTニュースより

                                          





30代の自殺、過去最悪 昨年 目立つ鬱病


 警察庁は14日、日本国内で昨年1年間に自殺した3万2249人のうち、原因・動機が遺書や関係者の話などから判明したのは2万3490人で、「鬱病(うつびょう)」が動機の一つとなった人が6490人に上ることを明らかにした。詳細な動機の公表を始めた前年と同様、動機の中で最も多かった。
 全自殺者の年代別では中高年層の割合が依然高いものの、30代が4850人(前年比1・7%増)と過去最多となったことも分かった。
 動機には複数の要因が絡み昨秋以来の景気悪化との明確な関係は不明だが、自殺者の3万人超えが11年続いた。
 警察庁によると、昨年改正された「自殺統計原票」は動機を約50項目に分類。「鬱病」の次に多かったのは「身体の病気」の5128人で、「多重債務」1733人、「その他の負債」1529人が続く。「いじめ」は前年より2人増えて16人で、このうち19歳以下は3人多い13人だった。
 年代別では、50代が6363人(9・7%減)と最も多い。30代とともに、20代が3438人(3・9%増)、19歳以下が611人(11・5%増)と若年層が目立って増えた。

2009/5/15  産経新聞より

                                      



講演:医師「ギャンブル依存は病気」 大津で多重債務者団体総会 /滋賀


 多重債務者の債務整理や生活再建を目指す団体「びわ湖あおぞら会」の総会が15日夜、大津市の滋賀弁護士会館であった。負債の原因となることも多い「ギャンブル依存症」について精神科医の辻本哲士・県立精神保健福祉センター次長が講演し、「依存症は意志の弱さの問題ではなく、細胞レベルでの病気。依存症者に振り回されず、正しい距離をとって治療を続けて」と理解を求めた。
 同会は08年に設立。毎週3回、弁護士や司法書士らによる無料相談を受け付けており、これまで県内外の多重債務者約330人から相談があった。
 講演で辻本医師は、ホルモンの分泌異常からギャンブルが生存に不可欠と体が錯覚し、していないと不快でたまらなくなる依存症の仕組みを解説。「ギャンブル依存症の特徴は巨額の借金とうそ。いろんなものを失った揚げ句、『死』という最後のカードを引いてしまう人も多い」と話し、依存症から多重債務・自殺につながると説明した。また周囲が依存症者を助けようとするほど依存が強まって逆効果になることから、「付き合えば周囲もボロボロになる。振り回されないで自立させ、本人が心底困る『底つき体験』をさせることが大事」と話した。
 また当事者からの報告もあり、20年以上前から夫の借金で苦しんできた女性は「体の弱い息子を殺して自分も死のうと思ったほどだが、会に出会って2000万円近くあった借金は大きく減った。本当に感謝したい」と述べた。

2009/5/17 毎日新聞より

                                      






法改正でヤミ金被害増加懸念


 グレーゾーン金利の撤廃や貸出額の制限強化を盛り込んだ改正貸金業法の完全施行まであと1年となる中、広島県内でも消費者金融が審査基準を厳しくするなど貸し渋りの傾向が出ている。法改正は多重債務問題の対策が目的だが、消費者金融で借りられなくなり、ヤミ金の被害を受ける人が増える懸念も出ている。
 「限度額内なのに数社のキャッシングローンで追加融資を断られた」「クレジットカードの申し込みで審査が通らなくなった」―。中国財務局(広島市中区)の相談窓口には最近、こうした多重債務者からの相談が相次いでいる。
 日本貸金業協会広島支部(同)にも「借り入れの際、今まで必要なかった年収証明書の提出を求められた」など融資関連の相談が増えている、という。同支部への相談件数は、昨年4―9月の半年間は14件だったが、昨年10月―今年3月の半年間は47件と3倍以上に急増した。
 来年6月までに完全施行される改正貸金業法では、上限金利が年29.2%から20%に引き下げられるほか、借り手の年収の3分の1を超える貸し付けができなくなる「総量規制」も導入される。
 中国財務局は「規制を見越して融資基準を厳しくする動きが出ている」と指摘。貸金業者から借りることができなくなった多重債務者が、ヤミ金など違法業者に流れる恐れもあると警戒する。

2009/5/18  中国新聞より

                                       






出資法違反容疑 ヤミ金グループリーダーの男逮捕 大阪・西堺署


 ヤミ金グループのメンバーが多重債務者を狙って高金利で現金を貸し付けていた事件で、府警生活経済課と西堺署などは3日、出資法違反(超高金利の受領)の疑いで、グループを統括していた堺市中区東山、無職、植田年揮容疑者(31)を逮捕した。府警によると、容疑を否認しているという。逮捕者はこれで5人目。
 逮捕容疑は、岩井浩行被告(47)=同罪で起訴=と共謀し、昨年20年10月ごろから同12月ごろまでの間、和泉市内の女性介護士(47)ら4人に計30万円を貸し付け、法定の約5〜15倍にあたる利息計9万5000円を受け取ったとしている。

2009/6/4 産経ニュースより

                                       







消費者金融の貸し付け規制 8割「知らない」


借り入れ限度額を規制する改正貸金業法が2010年6月まで完全施行されるが、消費者金融を利用している人の中で、借入金が年収の3分の一以上になっているのは全体の44%だった。このうち、「債務者一人が借りられる金額は年収の三分の一以内」という「総量規制」を「知らない」人は8割いた。
 日本貸金業協会が現在消費者金融を利用している20歳以上の消費者に、08年11 月21 日から12 月2 日にかけインターネット調査した。新たな借入ができなくなった場合は、「生活費を切り詰める」(47%)「アルバイト等により収入を増やす」(18%)「ヤミ金融等非正規業者から借りる」(2%)などと回答した。

2009/6/8 Jcastニュースより

                                       






近畿財務局 多重債務相談、昨年下期に急増


 近畿財務局は12日、平成20年度の多重債務相談の受け付け状況を発表した。下期(20年10月〜21年3月)に638人の相談があり、上期(20年4〜9月)の158人の約4倍に上っており、「リーマンショック」以降の世界不況が、多重債務者にも影響を与えていたとみられる。
 下期の中でも、不況が本格化した10月(133人)や、解雇が集中しやすい年末年始と年度末の1月(126人)、3月(119人)に相談が集中した。借金の理由は「低収入・収入の減少」が213人と最も多く、「景気の影響で取引先からの発注がなくなり、債務が返済できなくなった」(自営業の50代男性)などの相談が寄せられたという。相談は同局多重債務相談担当(電話06・6949・6523、6875)へ。

2009/6/12 産経ニュースより

                                       






ヤミ金業者の携帯番号を提出 被害者団体、大阪府警に334件


 多重債務者の救済に取り組む「大阪クレジット・サラ金被害者の会(いちょうの会)」は16日、ヤミ金融業者の摘発に役立ててもらおうと、被害者から集めた業者の携帯電話番号334件を大阪府警に通報した。本人確認ができない場合、利用を停止できる「契約者確認制度」を活用した捜査を求めている。
 同会は昨年7月、府警にヤミ金業者の携帯電話番号約1500件を通報している。今回は、大阪府内の27署と兵庫、奈良の両県のそれぞれ1署に対して、電話番号に加えて被害者の住所や名前、個別の被害内容なども提供した。

 大阪市西淀川区の西淀川署には同会メンバー4人が訪れ、被害者2人に使われた27件分の携帯電話番号と、被害内容をまとめた文書を提出。同会は「携帯電話を業者から取り上げることができれば被害防止につながる」と話している。

2009/6/16 産経ニュースより

                                       






消費者金融4社、5月の成約「10人に3人」


 消費者金融各社が新規の借り入れ申し込みに対して融資を実行した割合が「10人中3人」にとどまっている。アイフル、アコム、武富士、プロミスの4社の成約率は5月に平均31.3%と申込者の7割が審査で落とされた。貸出額を年収の3分の1までに制限する「総量規制」などを盛り込んだ貸金業法改正の施行を約1年後に控え、融資審査を厳しくしているとみられる。
 大手4社の平均成約率は今年1〜5月でみても、前年同期に比べて約3ポイント低い約29%で過去最低水準になっている。改正貸金業法が成立した2006年12月以前の平均成約率は50%台で推移していた。

2009/7/21 日本経済新聞より

                                       






日弁連:債務整理の弁護士「対応ずさん」、苦情相次ぐ 活動指針を発表


 日本弁護士連合会は、債務整理を扱う弁護士の一部にずさんな対応が目立つとして、弁護活動の指針をまとめ、23日発表した。日弁連が個別案件で指針を出すのは異例。「依頼者と直接面談するのが原則」など当然と言える内容が並び、一部弁護士の問題対応が見過ごせない状況にあることが浮き彫りになった。

 日弁連多重債務対策本部の宇都宮健児弁護士によると、消費者金融などへの過払い金返還請求の急増を受け、債務整理を手がける弁護士も増えた。一方▽全国に広告を出して大量の依頼を受け、依頼者と意思疎通できずにトラブルになる▽数百万円の過払い金返還を受けながら依頼者に報告しない−−などの苦情が各弁護士会に寄せられているという。

 日弁連はこうした事態を問題視し、指針には債務整理を引き受けたり処理する際に配慮すべき事項を列挙。依頼者の意向を尊重し債務整理のリスクも説明することなどを求めた。宇都宮弁護士は「当たり前のことが行われていない」と話している。

2009/7/23  毎日新聞より

                                      







中国に消費者金融 返済不能多発の恐れも


中国で消費者金融会社が年内にも設立される見通しとなった。消費者向けの金融サービスを拡充させ個人消費拡大を促す狙いだが、返済不能などの問題の多発も懸念されている。

 中国銀行監督管理委員会が13日に公布した管理規則によると、消費者金融はまず北京、上海、天津、成都の4都市で試験的に解禁される。株への投資などに流用されないよう、初回の融資は家電製品などの耐久消費財の購入に限定しているのが特徴だ。融資限度額は月収の5倍とされ、自動車や不動産の購入は融資対象から除かれた。金利は規則に定めがないが、中国人民銀行が定める基準金利の「4倍以内」程度で検討されているという。

 消費者金融会社の設立条件は、5年以上の金融業務経験、資本総額600億元(約8300億円)以上など。中国メディアによると、上海では国有商業銀大手の中国銀行が準備を進めており、早ければ年内に認可され、設立の見通しだという。海外の金融機関は中国国内に事業所を設立して2年以上の実績が必要となる。

 ただ、中国ではクレジットカードを使用した詐欺やカードローンの返済不能などが社会問題化しており、業界関係者は「こうした問題にどう対処するかが課題」と指摘している。

2009年8月19日 読売新聞より

                                       







多重債務に陥り不正口座必要に 免許証偽造事件容疑者


 運転免許証を偽造し、インターネットの闇サイトで大量に販売したとして、有印公文書偽造などの疑いで逮捕された函館市神山3、広告代理業稲田大容疑者(42)が、偽造を始めた動機について「多重債務に陥り、他人名義の口座を作るため偽造免許が必要だった」と供述していることが20日、道警などへの取材で分かった。
 道警によると、稲田容疑者は2003年9月、偽造した免許証で不正に自らの口座を開設。偽造免許証の販売は04年ごろから始め、28都道府県在住者に少なくとも570枚を売ったという。大量購入のケースもあり、道警は「振り込め詐欺に使われた可能性もある」とみて調べている。
 押収された偽造免許証は裏にすかしも入った精巧な作り。道警によると、稲田容疑者はグラフィックデザインの技術を持ち、偽造の手口は「ネットサイトを参考にした」と供述しているという。

2009/8/20 北海道新聞より

                                       







全国で多重債務者相談キャンペーン 9月1日から法テラスなど


 政府の多重債務者対策本部、日本司法支援センター(法テラス)などは27日、9月1日から12月31日まで「多重債務者相談強化キャンペーン2009」を全国で実施すると発表した。多重債務者の債務整理などについて、各都道府県が各地の弁護士会、司法書士会と合同で無料相談会を開く。法テラスのコールセンター(電話0570・078374)で全国の相談会の情報を案内する。

2009/8/27 産経ニュースより

                                       








                                                                         
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